西洋医学での顔面神経麻痺の主な治療法
中枢性の顔面神経麻痺は検査をすれば原因が特定されると思いますが、末梢性の顔面神経麻痺の大半であるベル麻痺は 原因が分からない場合が多く とりあえずの治療が一般的なようです。
とりあえずに治療とは 原因が特定されず 根本解決に積極的な治療ではありません。
主なものとしては ステロイドや抗ウィルス、星状神経節へのブロック注射、血流改善剤、ビタミン剤、神経賦活剤などをよく試されるようです。あとは顔面筋のリハビリ指導などが挙げられます。薬物療法の一通りの治療が終われば 顔面のリハビリは継続して「しばらく様子を見る」ということになるパターンが多いようです。この時点であまり変化がなく このままで良いのかと いろいろ調べられて 実は鍼灸が有効である事を知るケースが多いようです。
一般的にベル麻痺には 特効薬はなく 発症直後から時間が経てば経つほど 麻痺の筋力は萎縮し 後遺症が残りやすくなるのも 事実です。