いま、自覚のない「食いしばり」が増えています。
例えば、このような症状はないでしょうか?
「何もしていないのに肩こりが異常にツライ」「起床後すぐの頭痛」「睡眠障害」「慢性疲労」「うつ」「物忘れが多くなった」「耳鳴り・めまい」など・・・
このような症状の背景に「自覚のない喰いしばり」が大きく関与している事があります。
1、自覚のない「食いしばり」とは?
大抵の「食いしばり」は 第3者からの指摘されても、当の本人はピンと来ない事が多いようです。何かここ一番の場面で食いしばることを問題にしているのではなく、日中や就寝時のリラックスしている時の話です。なかば癖のようなもので自覚のない方が大半です。
2、正常な歯の状態とは?
正しい口中の上下の歯の位置関係とは、「リラックスした状態で、姿勢を正して、唇を閉じて 上下の歯どうしにスキマが2mmほど空いている状態」が正常らしいです。
上下の歯が一対でも当たっていると相当な負荷がかかるらしいです。
通常、上下の歯が触れ合うタイミングは、会話や食事の際で、一日せいぜい20分ほどらしいです。
あなたの日中や就寝時の状態は大丈夫でしょうか?
例えば、就寝時の「食いしばりは、食事をしている時の約3倍(100㎏)以上もの強い力がかかり続けることになっているそうです。
これは相当な緊張状態で就寝していることになりますね。
3、「食いしばり」による症状:可能性要因も沿えて
4、なぜ、「食いしばり」が多いのか?
原因の1つば食事内容にあります。
例えば、リンゴや大きい肉に「かぶりつく」ような「前歯」を使う週間が減ってきていますね。逆に柔らかく、一口サイズの食べ物を「奥歯」で噛む週間が圧倒的に多くなってきています。このことは、下あごを後方へ引き上げる癖となり、その引き上げる筋肉の持続的な緊張が「食いしばり」へとつながります。さらにこの状態では、非常に呼吸が浅くなります。呼吸を確保するための人工呼吸の際は、これとは逆の 下あごを前方へ引き上げ、気道を広く確保するようにする事からもわかると思います。
5、当院で「食いしばり」に対して何ができるのか?
・局所的な「食いしばり」に対するアプローチ!
当たり前の話ですが、例えば上下一対の歯が当たっている状態の解釈として、
急にその場所の歯が成長したわけではなく、口の開閉に関わる筋肉のバランス
が乱れて、たまたまその場所が当っているにすぎません。そのバランスを上手く
整える事ができれば、解消されます。
・「食いしばり」に関連する全身へのアプローチ!
局所の「食いしばり」が解消されれば、全身の状態もかなり解消されますが、
それ以外の要因も含めて、全身のバランスを整えます。
・希望者には自宅でできるマッサージ法を指導!
およそ3分程度の自分でできる当院オリジナルのマッサージ法です。
ネットでは公開しておりません。
食いしばりだけではなく、「ほうれい線改善」「小顔効果」「滑舌が良くなる」など
も実感できますので、やらない手はないと思います。