治りそうな期待がもてる体感が得られると思います。(※条件あります・・・事前申告制、平日限定、要予約、一日3名までなど)
当院独自のリハビリ法です!上記のYouTubeにて公開中です。
あなたのマッサージは顔が軽くなりますか?
十分改善の余地はありますよ!
「原因が不明=治らない」ではありません!「原因があるがわかっていない=様々な仮説を立てて、立証する余地がある」という事です。
ある日 突然 起こった顔面のゆがみ さぞかし受け入れがたくパニックになられたことと思います。最初は 病院の何科に行けばよいのかも分からない状況ではなかったでしょうか? また 顔面神経麻痺に鍼灸が有効である情報などを手掛かりに 当院ホームページにたどり着いていただきありがとうございます。
もし病院での診察がまだの方は まずは 落ち着いて お近くのMRIやCT検査のできる病院の「脳神経外科」や「耳鼻咽喉科」へ受診して下さい。多くの顔面神経麻痺は鍼灸適応ですが まれに脳に障害があり、そちらの治療を優先しなければならない場合がございます。
これから 顔面神経麻痺について なるべく分かりやすく記しておきます。
※顔面神経麻痺に特化した施術料金は¥3.300(税込み・一回)です。
顔面神経は脳神経の一つで、左右あり、顔面半分と舌の前1/3の味覚を支配しております。
顔面神経麻痺はその顔面神経が何らかの障害で麻痺に至ったものです。これには 「中枢性」と「末梢性」に分かれます。
中枢性は脳そのものに梗塞や腫瘍、出血、脳炎などが関与するものです。
末梢性は脳ではなく、脳から伸び出た顔面神経が 顔面部や舌部へたどり着く道中での障害で起こるものです。
中枢性顔面神経麻痺の診断で 脳に障害がある場合はそちらの治療を優先してください。
末梢性顔面神経麻痺の診断であれば 病院の治療と併用して 当院での治療が可能です。このタイプは発症後早ければ早いほど回復が十分見込めますので ご相談ください。
末梢性の顔面神経麻痺の場合
中枢性の顔面神経麻痺の場合:末梢性と違うところ
中枢性の場合は脳梗塞、脳卒中、脳出血、脳腫瘍、脳炎などですが、
末梢性の場合は 一般的にはストレス・疲労、ウイルス感染、冷え、扇風機などの風、外傷などが挙げられますが、これといったハッキリとした原因が分からない場合も少なくありません。
ですので、とりあえずの薬を処方されるケースが多く、思うような結果が伴わないことも少なくありません。
当院の顔面神経麻痺治療のイメージ
鍼灸古典の書物では 今から約2000年ほど前から 顔面神経麻痺を「口眼窩斜」と表現し その時代より非常に有効であると記されております。しかしながら 突然の顔面神経麻痺に動揺されて 当院の鍼灸治療が 患者さんひとり一人にとっての現状に 改善の余地があるものなのかどうか?また、治療を開始した場合、どれくらいの頻度で、どれくらいの期間がかかるのかというイメージがわかないのではないでしょうか?
実際、顔面神経麻痺といっても 一様ではなく 個々それぞれです。
他の鍼灸院では いかいも簡単に治るように記しているケースもありますが、実際は 治療において いくつかの段階もあり、簡単に治る場合も、そうでない期間を要する場合もあります。
ここでは イメージが沸くように 3例を記します。
例1:完全に顔面神経が麻痺しているの場合:ベル麻痺と仮定
例2:顔面神経が完全には麻痺しておらず微動以上の動きがある場合:ベル麻痺と仮定
例3:ライゼイハント症候群由来の顔面神経麻痺の場合
まずはご相談、初回お試し体験を!
当院では カラダによい 鍼灸をもっと広めたい 強い意志があります。
などの方を対象に 自己申告制(平日のみ)ですが 初回のみ お試し料金(¥550)で 治療を体感していただけます。必ず 御予約時にその旨を遠慮なく伝えてください。御申告がなければ 初回は通常料金となります。ご注意下さい。
当院独自の自宅で出来るリハビリ方法を伝授します!
西洋医学での顔面神経麻痺の主な治療法
中枢性の顔面神経麻痺は検査をすれば原因が特定されると思いますが、末梢性の顔面神経麻痺の大半であるベル麻痺は 原因が分からない場合が多く とりあえずの治療が一般的なようです。
とりあえずの治療とは 原因が特定されず 根本解決に積極的な治療ではありません。
主なものとしては ステロイドや抗ウィルス剤、星状神経節へのブロック注射、血流改善剤、ビタミン剤、神経賦活剤などをよく試されるようです。あとは顔面筋のリハビリ指導などが挙げられます。薬物療法の一通りの治療が終われば 顔面のリハビリは継続して「しばらく様子を見る」ということになるパターンが多いようです。この時点であまり変化がなく このままで良いのかと いろいろ調べられて 実は鍼灸が有効である事を知るケースが多いようです。
一般的にベル麻痺には 特効薬はなく 発症直後から時間が経てば経つほど 麻痺の筋力は萎縮し 後遺症が残りやすくなるのも 事実です。
症例1:ベル麻痺(左顔面)
50代男性、1週間前に発症
発症前経過 仕事面や身内の心労が重なっていた。
起床後洗面所で違和感(閉眼不可、口から水がこぼれるなど)
総合病院受診、脳内異常なし、ベル麻痺と診断、2W入院、ステロイド点滴やビタミン剤など投与。
あまり改善されずに2W後退院、当院へ
完全麻痺ではないが7割麻痺程度
顔面神経の走行での異常点
の改善と麻痺部へのハリ、当院独自のマッサージやトレーニング指導
約2か月(週2回程度)で9割治癒(平顔ではわからない、極端にオーバーな顔とすれば目や口に違和感を自覚する程度)
2週間に1回程度で、全身調節も含めて来院
現在は、違和感を忘れることが多いようです。
症例2:恐らくZSH由来
80代女性、2か月前に発症
2か月前突然発症、病院受診、脳異常なし、左顔面の完全麻痺状態(0点)との診断、ベル麻痺との診断、ステロイドを主とした治療(2週間程度)
改善されず、痛いイメージの鍼灸を避けていたが、そうも言ってられず意を決して来院
来院時も0点の完全麻痺状態。
本人曰く 高齢のため治りが悪いのは理解しているが、少しでも良いので改善したいとの事
完全麻痺は年齢ではない旨、とりあえず2か月続けてみて判断してみませんか?と説明。
初回施術の感想:ハリは痛みなく続けられそう、顔は動かないものの 軽くなった、
週2回、2か月経過後、病院での検査では0点が2割改善へ
引き続き治療継続、半年後に平顔では気づかれないほど回復
しかし、食事中に涙が出るなど病的共同運動が出現
病的共同運動の改善のためマッサージ法や施術法を変更
初診より約9か月後堅い食べ物以外では 涙は出なくなった
現在も継続治療中である
症例3
・20代、男性、発症後4日で来院。右顔面麻痺
末梢性のベル麻痺(患側に額シワ不可、完全閉眼不可、飲水はこぼれる、耳の痛みなし、難聴なし、ヘルペス所見なし、味覚障害ありなど)、8割の麻痺
この症例は、15年ほど前の症例で、マッサージやトレーニングの指導も行っていない頃の事案です。
十分な説明と同意を得て、本来禁忌とされている顔面部へのお灸を施した例。
初回は通常のハリのみの施術
2回目は改善がなかったため、お灸の効能とリスクを説明後、同意を経て顔面部へ施灸、施灸時、熱の反射で麻痺側の筋肉の動きを確認
3回目ほぼ完治状態、施術終了
考察
お灸が効果的あったようだ。温灸ではなく熱さのある昔ながらのお灸です。
本来なら灸痕が残り、顔への灸は禁止されるものだが、灸痕の残らない特殊な紙(シール状の灸点紙)を使用し、灸本来の特性を殺さずに効果を出すことができた。
※お灸の効果とは・・・
イメージして下さい。温灸は温かくて、リラックスできますが、昔ながらのお灸は我慢が必要な程 熱いものですね。ですが それが良いのです!
熱い刺激は、我慢すると、力が入りますよね。この熱の反射を利用して、麻痺した部分へ力が入りやすくするのです。それを繰り返すことによって神経を賦活化して、神経の繋がり良くなります。これは温灸にはない効果です。
まあ、現在はほぼやっておりませんが・・