大阪市平野区加美駅前の稲毛鍼灸院です。
他の院と当院の違うポイントの一つとして「仮説を立てて、立証する精神での施術(研究所的)」があります。
・鍼灸師という人間は「鍼灸に魅せられ、鍼灸の可能性を追究する存在」です。
・西洋医療や保険診療では異常がなく、原因がわからない事象は無数にあります。
・無理矢理 保険診療に治めようとして 対症療法に流れているケースは無数にあります。
・依存性の強い薬を 「ゆるい薬」「下手に症状がその時だけ緩和される」など根本原因もわかっていないのに・・・
・例えば高血圧の原因は?なぜその薬はどういう理屈で血圧が下がるの?止めたら」上がるのは根本原因を解決してないのか?と考えた事はないでしょうか?
・例えば、うつ病の薬が効かない、効き目の強い薬に変えても変わらない。本当にうつ病なのか?
・アトピー性皮膚炎にステロイド!当初は良く効いたが、収まりがわるくなり不安!
など色々な疑問を持つのが普通だと思います。
そんな時は「仮説」を立てて「立証」するのです!
仮説1:ステロイドが効くという事は?
逆に考えます。ステロイドは人工的に合成された物です。副腎皮質ホルモンという別名があり、本来は自前の副腎から適時分泌されるもので、「腫れ」や「炎症」をこじらせないように未然に分泌されるものです。という事は「自分の副腎」の働きが悪く、腫れや炎症をこじらせた結果、アトピー性皮膚炎が悪化、関節痛が悪化、花粉症が悪化、ネフローゼが悪化・・・とは考えられないか?じゃあ 副腎を元気にするツボは?食事は?生活習慣は?と仮説をたてて、結果をだし、立証できないか?
仮説3:本当に うつ病なのか?
うつ病の定義に「セロトニン」という脳内ホルモンの不足が挙げられますが、うつ病と診断された方で、そのセロトニンの量を検査された方はおられるでしょうか?おそらく問診での診断だと思います。本当にうつ病なんでしょうか?
診断されれば、その気になるかたもおられるようですが、疑問に思ったことはないでしょうか?国民皆保険ではないアメリカの考え方では「副腎疲労」という診断がつく事が多いようです。先ほどのステロイドの他にも、副腎からは多数のホルモンが分泌されております。「やる気」「集中力」に関係する「アドレナリン」や「ストレス」を感じた時に「呼吸を整える」「心拍数を整える」「血圧を整える」に関係する「コルチゾール」なども分泌しております。逆に副腎の働きが悪いと考えると「やる気がでない=怠けてみえる」「集中できない」「ストレスが体に応えてツライ」などうつ病のような症状が出るそうです。このような保険の範囲で収めようとしないアメリカでの考えも、日本では「仮説」となります。一度 うつ病?と思われている方は副腎疲労の概念でアプローチしてみるのもいいと思います。ご相談ください。
仮説3:顔面神経麻痺(ベル麻痺の場合)
一般的に末梢性の顔面神経麻痺の場合は原因不明、ステロイドの点滴1~2週間で入院のケースが多いようです。
原因がわからないのに とりあえずのステロイドって納得できますかね?効けば儲けもの的は言い過ぎ化もしてないが、他にやることがないのでしょう。ろくなリハビリやマッサージの指導もなく、筋電図をとって結果が出ないと辛らつに治る見込みがないと突き放される方が多いようです。
そんな時は「仮説」を立てるのです!
原因は不明ではなく、どこかにある。きっとある。と考える。
解剖的には、耳たぶのウラあたりに顔面神経が表面にでてくる穴があり、そこから顔面の各部へ枝分かれしてます。
まず、そのあたりの左右差を診ます。もし、痛みがあれば筋緊張による神経の圧迫があるのでは?と考えます。神経の先に障害があれば、目だけ、口だけと独立した麻痺の可能性が高く、味覚も含めた顔半分の麻痺の場合は枝分かれする前、つまり幹に近い部位の障害を考えます。次に麻痺の状態が長ければ、筋肉は委縮し、硬くなります。微弱な神経伝達の回復があった場合、そのような筋肉は重たく動かしづらいことになります。微弱な神経伝達でも機敏に反射できる状態は「やわらかく」「はりのある」状態にするマッサージが必要ではないか?次に神経のつながり回復には当院独自の脳の核を利用してリハビリ法も有効ではないか?味覚も支配している顔面神経なら、その味覚を逆に刺激して、ふいどばっくによる効果はきたいできないか?など様々な仮説をテ立てて、立証という結果を出しております。
他にも色々な仮説があります。
もちろん100%治せるようになるための、飽きなき挑戦的意味合いで
原因がわからいからといって、あきらめる必要はありません。
私の施術の引き出しは 常に増え続けております。
「仮説」を立て続け、「立証」し続けます。
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