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半身浴

 

 

半身浴と聞くと「ええのは分かってても続かない」という方が多いようです。特に「ノボセ」のきつい人は頑なに融通が効かず、従来通りの「カラスの行水」をしてはります。

「冷え」が強くて「睡眠障害」「夜間頻尿」「肩こり」「腰痛」「風呂に入ると逆に疲れる」「便秘」などでお困りの方はこの理屈をご覧になって下さい。

理屈1:冷えは万病の元!

 冷えを取るには カラダの芯から温める必要がある。

 温感を感じる神経は皮膚の表面に多く分布し、カラダの芯には分布しておら 

 ず、温感だけで満足する「カラスの行水」は間違いです。

理屈2:「冷え」のウラに「ノボセ」あり!

 血液は温かいですね。その血液の流れが悪い所は「冷えている所」です。

 大量の出血でもしていない限り 本来 冷えた所へ流れるべき血液が 余分に集まって

 しまっている処があるはずですね。その部分が「ノボセ」です。「光と影」のような関

 係です。「ノボセ」は 主には頭部にある事が多く、脳が休まり辛くてホルモンバラン

 スが崩れたり、眠りが浅い日々が続いたり、呼吸が浅く、疲れも取れにくく、肩こり、

 不機嫌などの様々な症状が出やすくなります。

理屈3:なぜ半身?全身じゃダメなのか?

 「冷えた所」を芯から温めて 過剰に血液が集まっている「ノボセた所」から血流を呼

 び込む発想です。肩まで温まると芯から温まる前にノボセて下手に満足して出てしまい

 ます。

理屈4:冷えた処を芯から温めることが大切!

 芯から温めるとは「内臓」まで温めることです。内臓を温めるとは内臓に血液が豊富に

 流れ、活発に動く事を云います。しかし内蔵は温感を感じません。では何を目安にやる

 のか?・・・浸かっていない頭部や肩などからジトッと小汗をかく つまり カラダの

 芯部の血液が温められ 頭や肩にも循環して行き渡り、発汗を促し放熱し、ノボセを解

 消してくれます。

理屈5:ぬるい温度に効果あり!

 42度以上でサッと温もってパッとでる いわゆる「カラスの行水」は皮膚の表面だけ

 温もって 実は芯までは温もっていないのです。

 例えて云うなら 分厚いステーキ肉を強火で調理したら「表面が焦げて 中身は生!」

 そんな入浴法なのです。 ですから芯まで熱を透そうと思えば 「弱火で時間をか

 けて・・」となりますね。

 半身浴の適温は40度まで!頭部や肩口から小汗をかくのを目安に!

 

半身浴のやり方

①入浴前に水分補給を!

 白湯がベスト。冷水は✖

②湯船の温度は40度まで

③ミゾオチから下が浸かる水位で入浴。

 風呂のイスがあればキレイにして湯船につけて使用しても良い。

④頭部や肩口からジトッと小汗がでればOK。

⑤入浴後も水分補給を!

 白湯がベスト!冷水は✖

 

冷えがキツイと中々温もりませんが 入浴ではなく 体質改善の治療だと思って行って下さい。

 

 

基本情報

open: 9:00~20:00(火・水・木・金・土・日曜日)(最終受付18:30)

 

close :月曜日・祝日

御予約優先:℡06-6791-7821

大阪市平野区加美鞍作1-4-4


お役立ち配布資料