よく聞く話ですが
「原因は神経の誤った再生ですよ!」
こんなこと言われたら 思考停止になり 諦めるしかないのか?
確かに 顔面神経麻痺発症初期よりは 大幅に改善しており 周りに気づかれる場面も少なく あとは自分が この不快は症状を受け入れて済むのなら 受け入れようか?と考えそうなものでですね
しかし 「目と口の不快な連動」「引きつり」「こわばり」「違和感」「不快な涙」「滑舌の悪さ」「食べ物のはさまり」などは許容し、慣れることは難しかとおもいます
そこで
本当に 神経は誤って再生しているのか?
まずは疑ってみました
顔面神経とは脳神経の1つで、耳の後下部にある頭蓋骨の穴から表にでてきます
そこから前方へ少し走行してから それぞれ(額や目、口、舌方向など)に分岐します
神経の誤った再生とは この分岐後の走行に障害があり 誤った再生になったと解釈します
しかし
そもそも顔面神経麻痺発症の初期の いわゆる完全麻痺の目も口も額も味覚もすべて麻痺の方の場合は 障害を受けている神経は その分岐前のタモト(袂)の部分ではないのか?
障害を受けた部位が 障害を回復しようとして再生が始まるのだと思いますので このタモト(袂)の部位(目も口も額も味覚も分かれていない部位)から 分岐後の神経へ誤った再生っていうのも納得できないのですが どうでしょうか?
そんな発想から
なにか 違う着眼点で 改善できないか?と考え 様々に仮説を立て 現在ある結論にたどりつき 多くの方々の状態を改善しております
その「仮説」とは
「病的共同運動の多くの原因は麻痺した筋肉の筋萎縮と過緊張によるアンバランスである」
にたどり着き 様々に理論展開し 立証し続けております